Vol.30 ハイヤーセルフを超えて【三次元世界の仕組み】

2014. 2. 28 配信

~人間=ハイヤーセルフ+自我~

 

こんにちは!
透視リーダー☆ちはるです。

今年開催するヒーリングアート展について、先日あれこれアイデアを練っていたら。

福笑いの神々が楽しげに笑い集う光景が、突然バーンと目の前に広がって視えました。
愉快そうなコロコロとした笑い声までもが、こちらへと響いて聴こえてくるかのよう。

このビジョンを視た瞬間、”笑福”の二文字が心に浮かびました。

 

そんなわけで、今夏のヒーリングアート展、
「女神と天使の舞踏会」のテーマは、”笑福”に決定 ♪

福笑いに満ち満ちたふくよかな空間で、ご来場者をお迎えします*^^*

 

福笑いの神々は存在の喜びそのもの。
今ここに在ることそれ自体が喜びであり、誰もがもともと無限に豊かなのだと、その満面の笑みが教えてくれています。

笑うほどに、喜ぶほどに、まあるくふくよかな現実が廻り来たる。
笑う門には福来たるという諺の通り、笑いと豊かさってワンセットなのですよね。

 

今年も大いに笑い合い、喜び合いながら、ふくよかな現実をともに味わっていきましょう☆.。.:*・

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前回のメルマガでは、「空」から宇宙が生まれたゆえんについて、お話ししました。

自分は何者?という問いかけとともに、空の自意識が目覚めて無数の存在が生み出され、多次元宇宙が開かれたという仮説をお伝えしたのでしたね。

 

それでは、空は人間の自分をいかにして創造したのでしょう?

人間の住まうこの三次元世界は、いかなる仕組みで成り立っているのでしょうか?

 

今日は、これから、三次元世界の見えざる仕組みをひも解いて、私たちの眠れる記憶を呼び覚ましていきましょう。

 

最初に、簡単なエクササイズをしてみましょう。

手のひらをギュッと握りしめて拳を作り、じゃんけんの「グー」の形にしてください。

次に、その拳をパッと開いて「パー」の形に広げてみます。

 

ギュッと結ばれた拳がパッと開かれる。
グーからパーへと切り替わるこの動作を、三次元世界の創造に例えることができます。

グーの握り拳が創造無限の源、空だとすると、パッと開いた手のひらが空から生まれた三次元世界。
開いた手のひらの指一本一本が、私たち人間ひとりひとりに当たります。

親指、人差し指、中指、薬指、小指。
それぞれに異なる名前が付いていて、それぞれが異なる位置にあって、それぞれに異なる特徴(個性)がありますよね?

そして、どの指もみな同じように、根元で手の甲につながっていますよね?

 

開いた手のひらのこの様相こそが、まさしく三次元世界の構造です。
ここで、この三次元世界の構造について、さらに具体的にとらえていきましょう。

こちらの図をご覧ください。

 

上段は三次元世界の構造全体を、下段は個々の人間の構造を図式化したものです。

これらの図は、空がいかにして人間の自分を創り出し、この三次元世界を体験しているのかを表しています。

 

それでは、まずは、上段の図、【全体】から見ていきましょう。

大きな球体が創造無限の源、空の本体。
先ほどのエクササイズに当てはめると、開いた手のひらの甲の部分が、この大きな球体、空の本体になります。
(※「空の一部」と区別するため、ここでは空を「空の本体」と記しています。
なお、カッコ書きの「アカシックレコード」については、後ほど別の機会に詳しく触れますね)

空の本体から空の一部たちが表に飛び出し、根元で空の本体とつながったまま、それぞれに小さな球体を形成しています。

この小さな球体ひとつひとつが、開いた手の甲の先にある指一本一本、すなわち、私たち人間ひとりひとりです。

 

このように、人間は、空という一なる「全体」の「部分」として創られ、存在しています。

空は自らの本質のすべてをそれぞれの部分に織り込み、それぞれの部分に固有の設計図(青写真)を託して、その設計図をもとに、それぞれに異なる個性を具えた人間の自分を形作っているのです。

人間は、こうして空の本質を模り創造された空の分身。
誰もが空と同等同質の創造無限の存在であり、空から生まれ出たほかのすべての部分たちと、空というひとつの源でつながっています。

 

そして、実は、この部分としての空のことを、「ハイヤーセルフ」と呼んでいるのです。

誰それのハイヤーセルフとは、固有の設計図が託されている個々の空のことを言い表しています。

 

それでは、部分の空をもとに創られた人間は、どのような構造になっているのでしょう?

今度は、下段の図、【部分】を見てみましょう。
下段の図は上段の小さな球体を拡大したものです。

球体の外側を覆う黒枠に注目してください。
この黒枠は「自我」を表しています。

空の一部が着ぐるみをまとうかのように、まるごと自我にすっぽり覆われています。

 

これが、人間の構造です。

空の一部(=ハイヤーセルフ)が自我をまとっている、この状態が人間なのです。
(人間=空の一部+自我)

では、自我とは、いったい何でしょう?

 

自我とは、ひと言で言えば、「この私」という「個」の意識のこと。

常識、信念、価値観などのあらゆる観念が刷り込まれ、「自」と「他」という幻想を抱いている「分離意識」の状態が、自我です。

自分・他人、良い・悪い、正しい・間違い、賢い・愚か、美しい・醜い、強い・弱い、勝ち・負け、豊か・貧しい、得る・失う、成功・失敗、上手・下手。
こうした二元性の思考プログラムに基づいて、絶え間なく自動的に思考し、価値判断を下し、喜怒哀楽を味わって行為しているのが自我です。

自我は、ある対象について、特定の思考や感情や行為を引き起こす自動反応装置。
その出来事や体験が何であるのかを瞬時に自動的に判断し、分類し、意味づけして解釈するための、特殊加工レンズのような役割を果たしています。

 

ここで、もう一度、下段の図を眺めてみましょう。

この自我というレンズを通して、個々の空は、おのおのの外側360度球体状に、独自の幻想を映し出しています。

自我は己が反射され映し出されたそれらの幻想を、現実として認識し体験しています。

そして、自我のその反応、その体験のすべてを、個々の空とともに空の本体が、絶えず「観察」し、「記録」し続けているのです。

 

こうして、部分に自我を加えることによって、一なる全体の空は人間の自分を創り出し、人間の自分を通して三次元世界を体験しています。

一方で、人間は、自我ゆえに、源から切り離されているかのような感覚にとらわれ、自我こそが自分のすべてであると錯覚したまま幻想に没頭しています。

一なる源、空という「全体意識」の自分を忘れて、自分と自分以外という、自と他を分け隔てる「分離意識」の状態にあるのが、私たち人間なのです。

 

裏返して言えば、自我なくしては、私たちは人間として存在することも、この三次元世界を体験することもできません。

この私という個の意識がなければ、幻想を現実として認識することも、体験することもできないのです。

 

自我とは、この三次元テーマパークに入場して遊ぶためのパスポートのようなもの。
自我があるからこそ、私たちはプレイヤーとして、三次元世界の人間ゲームに参加することができます。

自我があるからこそ、思考し感情を感じて、幻想を現実としてリアルに味わうことができるのです。

 

次回は、いよいよ、アカシックレコードのヒミツに触れて、輪廻転生の仕組みに迫っていきますね♪

 

空の意識に目覚めて、ふっくらまあるい本当の私たちへと帰っていきましょう.。.:*☆

 

最後までお読みくださり、ありがとうございました☆彡

プロフィール

クリアサイト認定透視ヒーラー

荻野 智晴

上級透視リーダー、上級ヒーラー。 1997年、クリアサイトジャパン「クレアボヤンススクール」「エナジェティック・メディスンスクール」修了。

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