私たちは、一生涯、肉体を通して学び、人格を成長させていきます。
そして、私たちのハイヤーセルフもまた、学びながら、成長を続けているのです。
ハイヤーセルフは、いつでも、目的の達成に向けて、人格をうまく動かそうと工夫しています。
今、あなたが、このスピリチュアル講座に目を通しているのも、ひょっとすると、ハイヤーセルフの意図によるものかもしれませんね。
人は、ハイヤーセルフと無意識にコミュニケーションをとりながら、ハイヤーセルフとともに学び、成長し、進化を遂げているのです。
ところが、今生で、人格とハイヤーセルフそれぞれの進化の度合いが、あまりに大きく離れてしまうと、双方間のコミュニケーションが、きわめて困難になります。つまり、ハイヤーセルフが、大きな成長を遂げているのに対し、私たち人格が、変化に抵抗するなどして、なかなか前に進むことができずにいると、両者の間に溝が生じていくのです。
このような状態になると、ハイヤーセルフが、どれだけ工夫しようとも、もはや、ハイヤーセルフが意図した通りには、人格が動かなくなります。
その場合、ハイヤーセルフは、今生では、この肉体を通して、これ以上は学べないと判断し、肉体の寿命が尽きるのを眺めて待つか、あるいは、肉体を破棄して、次の転生へと急ぐことになるでしょう。