2014. 8. 22 配信
~幸せな内的感覚が幸せな外的状況を創り出す~
こんにちは!
透視リーダー☆ちはるです。
来週8/26(火)~8/31(日)期間、東京・表参道にてヒーリングアート展を開催します。
舞踏会の主役は”笑福”の神々と天使たち。
神々と天使たちの笑いあふれるふくよかな空間で、ぜひ満ち足りたひとときをお過ごしくださいね♪
☆2014ヒーリングアーティスト4人展☆
「女神と天使の舞踏会-“笑福”」
【日時】
8/26(火)~8/31(日) 11:00~19:00
※最終日8/31(日)は16:00閉場
※入場無料
【会場】
ギャラリー サロン・ド・フルール
http://sunlight-inc.jp/fleur/201408.html
東京・南青山★地下鉄「表参道駅」より徒歩3分
【出展】
駒井明子(絵画)、小原ミチル(人形)、大黒ゆーこ(絵画)、カレン・グラボスキー(絵画)
◎ヒーリングアート展の詳細はこちらをご覧ください♪↓
http://sunlight-inc.jp/fleur/201408.html
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前回は、二元性のカラクリをひも解いて、人生の見えざる仕組みを明らかにしました。
人生というドラマにおいて、プレイヤー(演じ手)としての自覚を取り戻し、プロデューサー(創造者)としての視点を持つ。
これこそが、私たちが二元性ループから脱出して、絶対的な幸福へと回帰していく道しるべであるとお伝えしたのでしたね。
では、そもそも絶対的な幸福とは何でしょう?
私たちが本当に求めている幸せとは、いったいどのようなものなのでしょうか?
今日は、まず、このことについて明らかにしていきましょう。
幸せと感じることのできる心の状態のことを幸せと言うのだと思う。
以前、数十年ぶりに再会した友人から、こんな言葉を聞いたことがありました。
幸せとは外側の状況のことではない。
幸せと感じる心の状態こそが幸せなのだ。
若くしてひとり遠い異国の地へ嫁ぎ、語り尽くせぬほどの波乱万丈を乗り越えて、生き生きと瞳輝く彼女がサラリと口にしたこの言葉は、真の幸せについて私に深い気づきを与えてくれました。
これがあれば、こうなれば、幸せになれる。
欲しいものがすべて手に入れば、幸せになれる。
今抱えている問題がすべて解決すれば、幸せになれる。
人はそう信じて、何とか現状を変えよう、欲しいものを手に入れようと求めます。
もっとお金が欲しい。
もっと良縁に恵まれたい。
もっと才能を発揮したい。
もっと成功したい。
もっと美しくなりたい。
そうして二元性の堂々巡りのループに呑み込まれて、いつまでも満たされない感覚を味わい続けています。
(二元性の堂々巡りのループとは↓
Vol.35 ハイヤーセルフを超えて【人生の仕組み③】)
実は、ここに、幸せについての大きな二つの誤解があります。
・私たちが欲しいものは外的状況である。
・幸せな状況であれば幸せを実感できる。
多くの人が、ごく当たり前のようにそう信じています。
けれど、これは、欠乏感に囚われた自我意識による歪んだ解釈であり、錯覚なのです。
事実は、こうです。
◎私たちが本当に欲しいものは内的感覚である。
◎幸せな内的感覚が幸せな外的状況を創り出す。
ここで、この二つの事実について、具体的に見ていきましょう。
◎私たちが本当に欲しいものは内的感覚である◎
これがあればいいのに、こうなればいいのにと外側に何かを求めるとき、私たちが本当に欲しいと求めているのは、実は、求めている対象物そのものではありません。
私たちはお金そのものが欲しいのではありません。
素敵なパートナーや豊かな才能や、社会的に成功することや美しくあることそれ自体を求めているのではありません。
私たちはこうした外的状況そのものを欲しいと望んでいるわけではないのです。
私たちが本当に求めているもの、それは内的感覚。
外側のある状況を手に入れることで得られる、内側の満ち足りた感覚を求めているのです。
私たちが求めている幸せとは、つまり、「満ち足りた内的感覚」のことなのです。
潤沢なお金があることで得られる自由とゆとりの感覚。
パートナーの存在で得られる愛と安らぎに満ちた感覚。
才能の発揮を通して得られる創造力と情熱あふれる感覚。
成功体験によって得られる達成感や自信みなぎる感覚。
美しくあることで得られる恍惚感や優雅な感覚。
ああ、自由。
ああ、安心。
ああ、面白い。
ああ、嬉しい。
ああ、気持ちいい。
ああ、満たされている。
私たちはこんな満ち足りた豊かな感覚を、肉体やマインドやハートでいっぱいに味わいたいのです。
内側に満ち足りた感覚をもたらしてくれるような対象を外側の世界に求めて、幸せを感じようとしているのです。
◎幸せな内的感覚が幸せな外的状況を創り出す◎
このように、私たちは、自分の望む通りの状況へと外側の世界が変われば内側が満たされ、幸せになれるのだと信じています。
しかし、真相は真逆です。
私たちの内側にあるものが外側の世界を形作っています。
内側の満ち足りた感覚が、満ち足りた意識状態が、外側に満ち足りた世界を創り出していくのです。
ゆったりとした満ち足りた意識状態が、お金や時間のゆとりを生み出します。
愛と喜びあふれる、まあるい満ち足りた意識状態が、愛と喜びあふれる円滑な人間関係を築き上げていきます。
潤沢なお金の流れがあって、あふれるほどの愛情に恵まれ、才能を存分に発揮しながら自分も周りも成功していて、ともに美しく光り輝いている。
満ち足りた意識状態にあることによって、意図せずとも、こうした満ち足りた現実がおのずと創造されていきます。
満ち足りた豊かな意識状態=「空意識」へと近づくほど、人生のすべての分野が、努力なしに必然的に、満ち足りた豊かな状態になってしまうのです。
同じように、足りていないという欠乏感に囚われた自我意識が、足りていない欠乏した現実を創り出していきます。
これがあればいいのに、こうなればいいのに。
このままではいけない、これではまだまだ至らない。
あのときこうしていれば、あちらを選んでいれば。
こうしたカツカツな飢えたる意識状態が、そのままカツカツな飢えたる状況を形作っていきます。
お金や時間にゆとりがないから心にゆとりがなくなるのではありません。
そもそも内側にゆとりがないために、お金にも時間にもゆとりがなくなっているのです。
人間関係がギクシャクしているから愛と喜びを感じることができないのではなく、内側が愛と喜びで満たされていないために、人間関係がギクシャクして、愛と喜びを人と分かち合うことができなくなっていくのです。
このようなカツカツな飢えたる意識状態のまま、欲しいものを手に入れようと外側に求めるほど、競争や対立が生じたり、妨害や反発に遭うなどして、多大な努力と労力と時間を要することになります。
そのうえ、欲しいものをようやく手に入れたとしても、内側が満たされるのは、ほんの束の間のこと。
欠乏感に囚われた飢えたる自我意識の状態で、欲しいものを求めて手に入れ続けたところで、いつまでも真に満ち足りることはありません。
では、真に満ち足りるとはどのようなことでしょう?
最後に、絶対的な幸福について触れておきましょう。
私たちが満ち足りた豊かな意識状態になるにつれ、一なる全体の空意識へと近づくにつれて、人生ドラマの中の二極が統合されていきます。
良い状況と悪い状況。
最高の状況と最低の状況。
幸福な状況と不幸な状況。
このような二元性の二極の思考や認識が、次第にほどかれていきます。
愛情、喜び、嬉しさ、楽しさ、安心=ポジティブな感情⇒幸福。
恐れ、怒り、悲しみ、苦しみ、不安=ネガティブな感情⇒不幸。
二極の感情が実在するかのようなこんな幻想が砕かれ、感情を幸福と不幸に分けてつなげる連鎖反応が解かれて、感情まみれの複雑な人生ドラマから脱却していきます。
すべての状況は、ただそう在るだけ。
すべての感情は、純粋なエネルギーそのもの。
ただそう在るだけの中立な状況に、もともと純粋なエネルギーである感情に、ラベルを貼り付け二極に分類して意味づけしている、自我意識のプログラムが解除されていきます。
そして、人生で何が起ころうとも、外側がいかなる状況にあろうとも、永遠に満ち足りている己の中心にいて、湧き上がるあらゆる感情エネルギーを、悠然と恍惚と味わい尽くしていくようになります。
幸福と不幸という二元性の幻想を超えて、すべての体験が一なる空意識の至福へと融合され、私たちの意識も私たちの人生そのものも、「永続的に満ち足りている状態」、すなわち、絶対的な幸福へと回帰していくのです。
次回は、私たちの意識についてさらに掘り下げ、絶対的な幸福へと近づいていきますね。
永遠に満ち足りている本当の自分へと、ともに回帰していきましょう.。.:*☆
最後までお読みくださり、ありがとうございました☆彡