ここで、「透視」と「霊視」の違いについて触れておきましょう。
「透視」のリーディングセッションでは、リーディー(=リーディングを受ける相手、クライアント)のエネルギーフィールドに入り込まないよう留意しながら、サード・アイを使ってリーディーのオーラを透視し、リーディーが、今、抱えている問題の原因について読み解いていきます。
リーディングの過程で、リーディーのハイヤーセルフや自分自身のハイヤーセルフに尋ねたり、ときには、リーディーの肉体や無意識へアクセスすることもあります。
「透視」とは、自分のハイヤーセルフを通して宇宙のワンネスとつながり、高次の情報を中立に読み解き、伝える力といえるでしょう。
一方で、「霊視」や「チャネリング」のような、自分以外の存在から情報を得る方法もあります。
「あなたの守護霊(スピリットガイド)が○○と言っていますよ」と伝える方法のリーディングは、リーディーのスピリットガイドから情報を得る「霊視」といえます。
「チャネリング」は、スピリットガイドや地球外の存在たちにアクセスして情報を得る行為で、チャネラーの中には、そのような存在たちに、自分の肉体をまるごと貸し出す「霊媒」を行う人たちもいます。
スピリットガイドからの情報は、中立ではなく、地球外の存在たちから伝えられるメッセージの多くは、彼ら自身の目的に基づいて発信されています。
中立で質の高い情報、自分にとって最善の情報を与えてくれるのは、ほかならぬ自分自身であり、自分のハイヤーセルフなのです。
これは、いずれが良い悪いの話ではありません。
自分が、今、どのような成長段階にあるのかにより、あるいは、どうありたいと望むのかにより、人それぞれに、情報を受け取る手段が異なるでしょう。