今回は、ドラゴンオーブ・ヒーリングで自分自身をヒーリングする方法を実践していきます。
ヒーリングを行う前に、最初に、ヒーリングに関する基礎知識を確認しておきましょう。
ヒーリングとは
現実世界のすべてはエネルギーの世界の反映であり、人生という二元ストーリーの現実は自分自身のエネルギー場によって形作られています。
自分自身のエネルギー場とは、具体的には、オーラ、チャクラ、霊体(エネルギー体)のことです。
これら自分のエネルギー場が全体的にクリアで整然としていて、エネルギーが淀みなくスムーズに活発に動いていれば、明るく軽やかで生き生きとした現実が外側に現れるでしょう。
反対に、自分のエネルギー場のあちらこちらが乱れて濁っていて、エネルギーの流れが滞っているのなら、そのようなエネルギー場の状態そのままの、暗く重たい困難な現実が外側に創られるでしょう。
エネルギー場が乱れていて濁っているとは、エネルギーが凝り固まっていて(=エネルギーが収縮していて)、スムーズに流れることができない状態のことです。
家庭、仕事、収入、お金、人間関係、恋愛、健康などの人生のさまざまな分野で生じる問題の多くは、自分のエネルギー場のどこかが凝り固まっていて、エネルギーの流れが滞っているために起きています。
暗く重たい困難な現実に直面しているのなら、それは、オーラやチャクラや霊体のどこかのエネルギーが凝り固まっていて、流れが滞っているということです。
健全なエネルギーの状態とは、例えるなら、淀みなくサラサラと流れる血液のようなもの。
クリアで整然としているエネルギー場を拡大して視てみると、エネルギーの粒子のひと粒ひと粒が、それぞれ単独の状態で、スイスイと軽やかに、淀みなく活発に流動しているさまが見て取れます。
一方で、流れが滞っているエネルギー場というのは、本来単独で活動しているはずのエネルギーの粒子たちがあちらこちらでくっつき合っていて、塊になっていたり、外来の異質な粒子たちが混ざり込んでいる状態にあります。
血管内のあちらこちらで血液が凝り固まって血塊ができていたり、異物が血流に混入している状態であっては、血流が滞り、血液がスムーズに循環することができません。
今や世界中で、さまざまな手法のさまざまなすばらしいヒーリングが提供されていて、たくさんの人たちがそれらの恩恵にあずかっています。
ヒーリングによって人生が劇的に変化した、奇跡的な体験の数々を透視してみると、ヒーリー(ヒーリングの受け手)のエネルギー場に、あるひとつの変化が共通して起きているのがわかります。
それは、凝り固まったエネルギーが解かれるということ。
どのような手法のどのようなヒーリングにおいても、人生が劇的に変化した奇跡的な体験の裏側では、ヒーリーのエネルギー場の凝り固まった重たい塊が解放されるということが起きています。
収縮した(凝り固まった)エネルギーが解かれて、エネルギーがゆるんでくつろいだところにこそ、人生という二元ストーリーの現実が大きく書き換わる余地が生まれるのです。
ヒーリングとは、エネルギー場に変化を起こす力のことです。
エネルギー場に変化を起こすとは、エネルギーの収縮(凝り固まり)を解放し、ゆるんでくつろいでいる本来の状態へとエネルギー場を戻していく作業にほかなりません。
他者のエネルギーという異物や重たい観念や感情の血塊が解放されていき、ゆるんでくつろいでいて淀みなくサラサラと流動している本来の状態へとエネルギー場が戻されるにつれて、新しい可能性に満ちた新しいストーリーの現実が淀みなくスムーズに紡ぎ出されていくでしょう。
それでは、これから、ドラゴンオーブ・ヒーリングで自分自身をヒーリングしていきましょう。
凝り固まったエネルギーをほどいて、ゆったりとくつろぎながら、生命力あふれる豊かな現実を創造していきましょう。
ドラゴンオーブ・ヒーリングの手順
自分自身をヒーリングする
1.目を閉じて、ゆったりとした深い呼吸を繰り返しましょう。
2.手のひらサイズの透明な球体、龍玉をイメージしてください。
その龍玉を胸部の高さ(ハートチャクラの前方)に置いて、さらに、龍玉をはさみ込むようにして両手を置きます。
3.自分の姿をその龍玉に映し出してください。
自分の肉体と肉体の周りのエネルギー場(オーラ、チャクラ、霊体)を透明な球体の中に映し出します。
(*鏡に自分を映すのと同じように球体にミニチュアの自分を映し出しますが、自分のエネルギー場の状態をはっきり視ようとする必要はありません)
4.左右の手のひらから金色の光を勢いよく放射して、龍玉に注ぎ入れましょう。
自分の小宇宙に金色の光を勢いよく注ぎ込みます。
自分のエネルギー場の重たい塊が金色の光に溶けて、金色の微粒子へと分解されていきます。
自分のエネルギー場に混ざり込んでいる異質なものは、無(空)へと戻され、中立で純粋なエネルギーに変換されて、もとのところへと自動的に帰っていきます。
龍玉をはさみ込んだ両手を球体上で移動させながら、いろいろな角度から光を放射して、異物を除去し、全身のコリをほぐすような感覚で、凝り固まったエネルギーを解きほぐしていきましょう。
5.球体の重量が軽くなったと感じられたら、オーラの調整を行います。
左右の手のひらで球体面のいろいろなところに触れながら、球体内のオーラの状態を手のひらで感じ取ってきましょう。
オーラの表面は滑らかでしょうか?
オーラは肉体の周りを丸く卵型に均等に取り巻いていますか?
オーラの表面がでこぼこしているなら、オーラの表面をならして平らにします。
オーラのどこかに穴や裂け目を見つけたら、そこを金色の光で埋めてオーラを修復しましょう。
オーラが肉体の周りを丸く卵型に均等に取り巻くようにオーラの形を整えてください。
オーラの調整を終えたら、球体内部を金色の光でいっぱいに満たしましょう。
6.「かぐら鈴」をイメージで創造してください。
*かぐら(神楽)鈴・・・三種の神器を模した「ほこ鈴」の代用品。三位一体と豊穣の象徴。
龍玉のてっぺんで、かぐら鈴をシャンシャン振り鳴らしましょう。
球体内部の空間全体にかぐら鈴の音色を響かせて、自分の小宇宙を宇宙の無限の豊かさに共鳴させます。
7.これでヒーリングが終了しました。
最後に、龍玉にフッと強く息を吹きかけてください。
龍玉に息を吹きかけると、龍玉が無(空)に戻されて消失します。
いかがでしたか?
セルフヒーリングを楽しんでいただけたでしょうか?
ヒーリングの手順のポイントは、
・エネルギー場の塊と異物の解放
↓
・オーラの調整
↓
・宇宙の無限の豊かさにチューニング
の三つになります。
思い立ったら、いつでもどこでも、ドラゴンオーブ・ヒーリングで自分のエネルギー場をクリーンアップしてみてくださいね。
ドラゴンオーブ・ヒーリングをやり続けるうちに、ヒーリングを行うあなたのために、ドラゴンが龍玉を手渡してくれていることに気がつくようになるでしょう。
次回は、ドラゴンオーブ・ヒーリングで他者をヒーリングする方法を実践していきましょう。