2023.9.17 配信
先日ツイッターを閲覧していたところ、ぎょっとするような、こんなツイートが目に飛び込んできました。
「マジな話である。
めっちゃメンヘラで別れるときにすんごい苦労した元カレ、別れて1ヶ月くらいの頃に、うちの家の壁と冷蔵庫の間の15cmくらいの隙間にピッチリ収まっていたのを見たときは、のど枯れるほどの大音量悲鳴が出た。
元カレ死んでいないから、生霊やと思う。
あれは本っ当に、人生最大に叫んだな」
*引用元: https://x.gd/FTzec
関連ツイートをたどっていくと、さらに、次のようなリアルな体験談も。
「PTA役員やっていた頃、ずっと肩や頭が痛くて、半年間接骨院に通ってもダメだった。
見える友達から生霊ついていると言われ、どんな人が見えるか聞いたら、いつも仲良くしているママだった。
彼女が私よりも自分のほうが幸せだと感じられるときには、私から離れるそうで・・・」
*引用元: https://x.gd/VudqL
生霊=個人の情念が人型を成したもの。
生霊のような他者の念のエネルギーに知らないうちにまとわりつかれると、どのような影響が自分の身に及ぶのでしょうか?
他者の念や肉体を持たない霊界の存在などの外部のエネルギーが自分にまとわりついているという場合、それらを取り払うためには、どうすればよいのでしょうか?
今回は、「最高峰のエネルギー護身術」をテーマに、これらのことについて掘り下げながら話を進めていきますね。
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冒頭の体験談に続いて、最初に、同じく生霊がらみの、ほんのりシュールなエピソードをご紹介しますね。
二十年ほど前に、当時親しくしていた透視スクールの同窓生、Mさんから聞いた話です。
Mさんがあるヒーリングスクールに通っていたときのこと。
受講生の中にJさんというサイキックな女性がいて、Jさんは、昔の人氣アニメ「ひみつのアッコちゃん」の魔法の鏡もどきのコンパクトミラーをペンダントヘッドにして、いつも首からぶら下げていたそうです。
「これはね、”鏡返しの術”なの。うふふ・・・」
Jさんの鏡について興味津々に尋ねるMさんに、Jさんはうっすら意味深な微笑みを浮かべながらそう答えると、続けて、こんなことを語り出したそうです。
自分につきまとう元カレの生霊を追い払おうと鏡を身につけ始めたところ、元カレの生霊が姿を消して、首と背中の痛みがピタリと治まった。
ところが、最近、ある人物から頻繁にサイキックアタックを受けるようになって、首と背中の痛みが再発したため、その人物を霊的・物理的に追い払うための強力な護符をコンパクトミラーの中にしのばせている。
鏡や護符のほかにも、にんにく、岩塩、しめなわ、数珠などの数々の護身アイテムを邪氣よけ対策として、毎日かわるがわる肌身離さず身につけているとJさんは打ち明けます。
そんな内輪話からほどなくして、事件が起こります。
Jさんのコンパクトミラーに収められていたはずの護符が、どういうわけか紛失して行方不明に。
護符の紛失から数日経ったある日、ヒーリングのクラスの授業中に、教室の片隅に落ちていた護符をひとりの受講生が目に留めて拾い上げます。
護符を拾った受講生は、なんと、よりによって、サイキックアタックをしてくる人物を追い払いたいとBさんが護符に願掛けして標的としていた、まさにその人物であり、拾い主となったその受講生当人の名前が護符の表面にでかでかと書き込まれていたために、この一件は、たちまち、受講生全員を巻き込んでの大騒動となります。
最終的に、護符の持ち主が特定されて、クラス中の好奇の目と批判の刃(やいば)にさらされ窮地に立たされたJさんは、やむなくスクールを自主退学。
自分に念を飛ばしてくる人物を追い払いたい、その人に自分の前から消えてもらいたいという護符に込められたJさんの願いは、こうして、図らずも、Jさん自身が相手の前から立ち去ることにより成就したのでした。
頭痛や吐き氣や首・肩・背中の痛み、倦怠感や悪寒や発熱といった風邪に似た症状や、そのほか肉体に起こる何らかの異変や体調不良の原因となっているもののひとつに、「外部のエネルギーによる影響」が挙げられます。
自分に向けられた誰かの念や、肉体を持たない霊界の存在などの外部のエネルギーが自分のスペース(オーラ・チャクラ・肉体)に侵入すると、スペース内部のエネルギーの働きが阻害されて、エネルギーシステム全体に混乱とダメージが引き起こされます。
外部の異質なエネルギーが自分のスペースに入り込んでいて長々と居座っていると、自分自身のエネルギーが大きく乱されて、肉体本来の健全さが損なわれるばかりでなく、自分の意に沿わないようなことをやり続けるようになったり、物事がスムーズに運ばず停滞するようになったり、さらには、思わぬアクシデントやトラブルに見舞われるようになるなど、望まない出来事や不調和な現実に次から次へと絶え間なく振り回されるはめにもなるでしょう。
鏡や護符などの霊的な護身アイテムは、霊力を大いに発揮しながら我が身をそうした危機的状況からさっそうと救い出して、力強く優しく見守り続けてくれる、パワフルで頼もしい自分専属のボディガードのような存在。
作り手や持ち主自身の意識レベルによりその効果や効能には差異が見られるものの、霊的な護身アイテムを身につけることによって、自分にまとわりついてくるエネルギーが取り払われたり、結界が張られて邪氣から身が守られるほか、ときには、そうした期待や予想をはるかに上回るほどの、奇跡のようなとてつもない効果を目の当たりにすることさえあるでしょう。
一方で、霊的な護身アイテムを身につけるという行為を通して、私たちはパワフルで輝かしい御利益を授かることと引き換えに、以下のような大きな課題やリスクに直面することになります。
◎問題の根本的な解決には至らない。
◎まとわりつきをさらに引き起こす。
◎闇の領域とのつながりが生まれる。
霊的な護身アイテムを身につけることに伴う、これら三つの課題やリスクについて、ここで、具体的に詳しく見ていきましょう。
1.「問題の根本的な解決には至らない」
誰かの念が自分のところに飛んでくる。
霊界の存在たちにつきまとわれている。
そのように、外部の何らかのエネルギーが自分にまとわりついているという問題が自分の身に生じているとき、その問題のそもそもの原因は自分自身の内側(スペース)にあります。
他者の念や霊界の存在たちのほか、自分のスペースに侵入してまとわりついてくるすべてのものは、自分のスペースにある自分自身の何らかのエネルギーに反応して、そのエネルギーに引き寄せられてやって来ています。
他者の念や霊界の存在たちにまとわりつかれているのは、それらをまとわりつかせる原因となっているエネルギーが自分の内側(スペース)にあるために起きているのであり、外部のエネルギーが自分にまとわりついてくるというのは、例えるなら、自分の領海内に放置されている古びた釣りざおの先っぽにおいしそうなエサが取りつけられていて、外来魚たちが喜びいさんでそのエサに食らいつきに来ているようなもの。
自分のところに群がる外来魚たちを追い払うためには、釣りざおの先に垂れ下がっているエサを取り外したり、古びた釣ざおそのものをまるごと撤去するなどして、外来魚たちをおびき寄せる原因となっているものを自分の領海内からすべて取り除いて、外来魚たちが再び入り込んでくることのないように、自分の領海内をきれいにしっかりと整えていく必要があります。
外来の異質なものを自分のスペースに侵入させる原因となっている、スペース内の遺物の除去に取り組むことなく、霊的な護身アイテムをやみくもに身にまとって自分を守ろうとするのは、侵入者をその場しのぎでいっとき追い払うためだけの、いわば、場当たり的な対症療法に過ぎず、自分のスペースへの侵入行為それ自体を完全に終わらせることにはなりません。
侵入者のおいしいエサとなっている自分のスペース内の遺物が手つかずのまま放置されている限り、護身アイテムの霊力を借りて侵入者をやすやすと退けようとも、その後も入れ替わり立ち代わり新参者がやって来ては自分のスペースに入り込んでまとわりついてくるというパターンが、いつまでも延々と繰り返されることになるでしょう。
2.「まとわりつきをさらに引き起こす」
外部のエネルギーの侵入を許している自分自身の内側の原因に目を向けることなく、侵入者のことや、侵入者を追い払って身を守ってくれる護身アイテムのことなど外側の物事に自分の意識がすっかりとらわれているとき、私たちは、自分の内側に変化を起こして望む方向へ向かって自分の現実を創り変えていくための自分自身のパワーを著しく低減させています。
そのように、自分の内側とのつながりが不十分で自分自身のパワーを自らおとしめていたり、なおかつ、神頼みのような依存的な意識で霊的な護身アイテムをやみくもに用いているという場合、以下のような重篤な問題が新たに発生する可能性があります。
ひとつ目の問題は、他者の念や霊界の存在たちなどの『外部のエネルギーをさらに呼び寄せるようになる』ということ。
護身や防衛ということに意識を注ぎながら霊的な護身アイテムをあれやこれやとやみくもに用いていると、「護身・防衛」のエネルギーが自分の内側で大きく膨らんでいって、「護身・防衛」と二極一対で背中合わせの「攻撃・侵略」のエネルギーを外側から呼び寄せることになります。
侵入者を退けよう、自分の身を守ろうと霊的な護身アイテムにすがるほど、侵入者に対する恐れや抵抗感、護身や防衛の意識が肥大化していって、自分が回避したいもの-侵入者、攻撃・侵略-をかえって呼び寄せることとなり、自分の意図とは裏腹に、重たい念のエネルギーや低次元領域の存在たちがあちらこちらから入り込んでくるようになったり、サイキックアタックを執拗に受けるようになるなど、それまで以上に、他者の念や霊界の存在たちにしつこくまとわりつかれるような悩ましい事態が発生することになるでしょう。
3.「闇の領域とのつながりが生まれる」
こうした事態に追随して、さらに起こり得るもうひとつの問題は、『魔界への扉が開かれる』ということ。
パワフルな霊力を発揮する多種多様な数ある護身アイテムの中でも、とりわけ、取り扱いに慎重さを要するとされているのが、「護符」。
災いから身を守り幸運をもたらすお守りとして重用されている護符は、固有の図柄や文字などの霊的シンボルを用いて、綿密で厳格なレシピのもとに特定の意図や効能を物理的な形として具象化したものであり、一般的な護符の多くは人間の「情念・情欲」レベルの波動領域にチューニングされて作り込まれています。
人間の情念・情欲レベルに対応してデザインされている、情念・情欲の合わせ鏡とも言える護符の取り扱いに際しては、ことさら、ハートにしっかりと軸の据えられている、中立かつ揺るぎない自立的な意識が必要となります。
自分の内側から人生に変化を起こしていく自分自身のパワーを護符の霊力にすすんで譲り渡していて、護符の霊力をひたすら問題解決の頼みとしているような依存的な意識で護符を用いていると、護符の霊力に呑み込まれて、怨念・妬み・執着などの情念・情欲レベルの重たい波動領域へとまたたく間に自分の意識が引きずり込まれていきます。
自分の内側と十分につながっていない、ハートに自分軸のない依存的な意識のまま護符を身にまとい続けるうちに、情念や情欲がらみの人間関係のトラブルが絶えなくなるばかりか、人間の情念や情欲をエネルギー源としている暗黒の闇の領域、「魔界」とつながる霊的回路が自分の中にいつの間にか開かれて、魔界の住人たちによって自分のスペースをまるごと乗っ取られることにもなるでしょう。
先述のエピソードに話を戻しましょう。
追い出されるようにしてスクールを去っていったJさんの身を案じたMさんは、その後、Jさんを遠隔でヒーリングしようと、Jさんの生霊問題のそもそもの原因を透視します。
最初に視えたものは、他者に対する厳しい価値判断のエネルギー。
完璧主義に根差した厳しい価値判断のエネルギーがJさんのハートにこびりついていて、「あなたは間違っている。それでは全然ダメ」と、相手のことを即座に否定したり、相手の考えや言動を激しく批判するなど、Jさんのハートが他者に対して厳しい価値判断を下していて、他者にダメ出しをしています。
さらにJさんのエネルギーをよく観察してみると、そのようにJさんに厳しい価値判断を下された人たちの、Jさんに対する怒りや恨みや憎しみなどの念のエネルギーがこぞってJさんのところに集まってきていて、ひと塊の集合体になってJさんのハートの背面にまとわりついているさまが視えます。
Jさんの生霊問題の根本原因であり、他者の念のエネルギーを大量にまとわりつかせることになっている厳しい価値判断のエネルギーを浄化しようと、Jさんのハートに意識を向けてヒーリングを始めたMさん。
ヒーリングを始めるやいなや、ふいに、頭を締めつけられるような猛烈な頭痛に襲われて、Mさんは思わずヒーリングを中断します。
頭に激痛が走ったその瞬間にMさんの霊的視界に映り込んだもの、それは、奇怪な形をした黒い生き物の姿。
巨大なコウモリのシルエットのようにも見える黒い謎の生命体が、Jさんがいつも身につけていたコンパクトミラーの鏡の中から飛び出してきて、Jさんへのヒーリングを妨害しようと頭にまとわりついてきたと、Mさんは当時の状況を振り返ります。
Mさんはとっさにその黒い存在を頭から払いのけると、その存在を自分の中に入り込ませる原因となっていた自分自身の恐れのエネルギーをすばやくクリアリング。
頭痛がすっかり治まってJさんへのヒーリングを再開したところ、黒い存在がJさんのコンパクトミラーの中に吸い込まれて鏡の向こう側へ戻っていくのが視えたそうです。
外部の何らかのエネルギーが自分のスペースに入り込んでいてまとわりついているという問題を解決するための一番の近道は、自分の内側に働きかけるということ。
自分の知らないうちに入り込んできている誰かの念のエネルギーや重たい波動領域の悪質な霊的存在たちを追い払って、自分のスペースへの不法侵入を直ちに終わらせるために真っ先に取り組む必要があるのは、そのような外部のエネルギーの侵入を許している自分自身の内側の原因を浄化するということです。
外部のエネルギーの侵入を許している自分自身の内側の原因を浄化する方法としては、いつでもどこでも簡単にできるシンプルでパワフルなエネルギーワーク、「箱の爆破」があります。
*「箱の爆破」のエネルギーワークの方法について:
Vol.11ハイヤーセルフとつながる方法 ステップ3【解放2】
https://sunlight-inc.jp/sp/magazine011/
外部のエネルギーを呼び寄せている「磁石」を自分の内側から引き抜いて、箱に入れて”爆破”する。
外部のエネルギーを入り込ませている原因が不明な場合には、その原因のエネルギーを強力な磁氣を発している「磁石」に見立てて、上記のようなシンプルなイメージワークを繰り返し行うことにより、外部のエネルギーを磁石のように自分のもとに引き寄せているもの(外部のエネルギーを入り込ませている原因)が、実際に、その都度”爆破”されて、自分のスペースから少しずつ解放されていきます。
「磁石」を何度も無数に”爆破”するうちに、外部のエネルギーを入り込ませる原因となっているものが少しずつ解放されて次第に小さくなっていき、やがて、自分のスペースから完全に消えてなくなると、問題のあった自分のスペースのその場所には、もはや、外部のエネルギーが立ち入ることも居座り続けることもできなくなり、それまでまとわりついていたものがそこから自ずと立ち退いていくようになるのです。
外部のエネルギーから自分の身を守るということに関連して、最後に、ひとつだけ、重要な事柄について触れておきますね。
誰かに腹を立てているとき。
誰かのことを心配しているとき。
意中の相手のことを想っているとき。
そのように、誰かのことをぼんやり考えながらその人物についてさまざまな思いをめぐらせているときの人々のエネルギーを注意深く観察してみると、興味深いことに、多くの人たちが自分自身の思い(念)のエネルギーを相手に向けて飛ばしていたり、霊体ごと相手のところへ出かけていって相手にまとわりついたりしている光景が見受けられて、そのようなサイキックアタックやストーカー行為というものが、エネルギーの世界においては、ごく当たり前のように、日常的に平然と行われていることがわかります。
事あるごとに自分のエネルギーを誰かのもとへ送り出したり、霊体ごと誰かのところへ出かけたりしていて、自分の意識が大切な住みかである肉体を離れ出てばかりいると、肉体とハイヤーセルフとのつながりが断たれていき、心と体に十分な生命エネルギーが供給されなくなるうえに、場合によっては、家主の自分が留守の間に悪質な存在たちが我が家(自分のスペース)にこっそり忍び込んできて、家の中を荒らし回ったり、家宝を盗み取ったり、我が物顔で住み着くようになるなど、ほんのつかの間の外出がとんでもない一大事につながることもあるでしょう。
外部のあらゆるエネルギーから身を守るための、基本的かつ重要不可欠な条件、それは、『自分の肉体にいる』ということ。
自分の肉体にいる、すなわち、自分の霊体(意識)を肉体にしっかりと据え置いて、自分のすべてのエネルギーが、いつでもどこでも、どのようなときにでも肉体とともにあることによって初めて、外部のエネルギーの侵入という自分の身の異変にすぐさま氣がついて、適切な手段を講じることが可能になります。
『グラウンディング』をして、『頭の中心』に意識を置く。
このいたってシンプルで基本的なエネルギーワークこそが、最高峰のエネルギー護身術であり、このワークを日々愚直に実践して積み重ねることによって、ハイヤーセルフの一部である霊体が肉体にしっかりと据え置かれて我が身が守られることになるほか、自分が現在直面しているあらゆるすべての問題にハイヤーセルフの光が当てられて、問題の解決へ向かって人生が動き出していくようになるのです。
*Vol.3 ハイヤーセルフとつながる方法:ステップ1【グラウンディング(1)】
http://www.sunlight-inc.jp/sp/magazine003.html
*Vol.7 ハイヤーセルフとつながる方法:ステップ2【頭の中心(2)】
http://www.sunlight-inc.jp/sp/magazine007.html
次回12月号も、引き続き、日常の見慣れた風景を新しい視点から掘り下げて分かち伝えていきますね。
最高峰のエネルギー護身術で、最高にすばらしい空間へと我が家を磨き上げていきましょう☆.。.:*・
最後までお読みいただき、ありがとうございました☆彡
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