Vol.88豊かさあふれる現実を生きる【恨みの矛先】

2025.6.18 配信

「メーカー時代の先輩から聞いた。

リストラ担当者は法外な手当てをもらい、部下の首を切る。
そして間もなく、その意味を知る。

手を下した当事者が最も『念を被る』のだ。
それは命を削るほど強く、生涯逃げ切れない」
*引用元: https://x.gd/edpRdL

リストラ担当者が職務を全うした直後に突然亡くなったり、精神を病んだ末に自ら会社を去っていったというような、リストラに関する痛ましい逸話が、昨今、ネット上に数多く見受けられます。

知り合いの老紳士の話では、彼がその昔ニューヨークに赴任中、社内のリストラ役に任命された際に、「自身の身辺にくれぐれも氣をつけるように」と上役からこっそり耳打ちされたのだとか。

そんな裏話を実証するかのように、解雇されたことへの恨みから無職の男性が元上司を射殺するという凄惨な事件が、十数年ほど前にニューヨークで、実際に勃発しています。

 

人が誰かに対して恨みを抱くとき、エネルギーの世界では、どのようなことが起きているのでしょうか?

誰かの恨みのエネルギーが自分に向けられると、どのような作用が自分の身に及ぶのでしょうか?

今回は、恨みという感情エネルギーをテーマに据えて、人間のダークな側面に光を当てていきますね☆.。.:*・

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最初に、恨みの念にまつわるディープな体験談をご紹介します。

今から二十年ほど前に、当時親しくしていたスピ友、レイコさん(仮名)から聞いた、ひんやり背筋が寒くなるようなエピソードです。
(※個人の特定を避けるために、内容を部分的に変更しています)

 

レイコさんが小学生のときのこと。

親の教育方針により幼少時から武術をたしなんでいた小学生当時のレイコさんは、同世代の子どもたちよりも頭ひとつ飛び出している、がたいも声も大きい活発な女の子。

クラスの男子たちから恐れられ敬遠されていた一方で、面倒見がよくて正義感の強いレイコさんは、女子たちの間では一目置かれていて、何かと頼りにされている存在でした。

「レイコちゃんにお願いがあるの」

夏休み明けのある日、同じクラスの可憐な美少女、カレンちゃん(仮名)が思いつめた様子でレイコさんに打ち明けたところによると、このところ隣のクラスのやんちゃな男子生徒、ワルオ君(仮名)にしつこくつきまとわれていて困っているとのこと。

ワルオ君を追い払ってもらいたいと、うるうるしたすがるようなまなざしでカレンちゃんに頼み込まれたレイコさんは、お姫様を守るナイトさながらに、さっそく翌日に行動を起こします。

「カレンちゃんにつきまとわないで! カレンちゃん、あんたのこと、しつこくて嫌いだって!」

カレンちゃんを救うべく、休み時間に隣のクラスに乗り込むやいなや、そんな言葉を投げつけて、ワルオ君に奇襲攻撃を仕掛けたレイコさん。

クラスのみんなの前でレイコさんからいきなり一撃をくらって、カレンちゃんへの恋心をズタズタに引き裂かれたワルオ君は、いつもの不敵なニヤニヤ笑いはどこへやら、顔を真っ赤にしながら体をワナワナ震わせています。

その出来事を境に、ワルオ君がカレンちゃんにつきまとうことはなくなったものの、それからほどなくして、レイコさん自身の身に次々と異変が起こるようになります。

高熱が出たり、悪夢にうなされたり、金縛りにあったり。
階段を踏み外して、あやうく大けがをしそうになったり。
どこからともなくボールが飛んできて、頭を直撃したり。

これまで遭遇したことのないようなアクシデントに立て続けに見舞われるようになったレイコさんは、不安と恐怖にさいなまれて心がふさぎ込んでいき、大好きな道場の稽古を休みがちになります。

さらには、レイコさんと以心伝心の弟分の愛犬が、突然、原因不明の脱毛症状の病を発症して、日に日に衰弱していくという深刻な事態に。

 

人が何らかの制裁を受けたことにより恨みの念を抱くとき、その恨みのエネルギーの矛先は、制裁の発信元ではなく、自分に対して直接手を下した人物その人へとまっすぐに向けられることになります。

大企業を解雇された人たちの恨みのエネルギーは、会社の経営陣たちへ直接向かうわけではなく、たいていの場合、自分に解雇を言い渡したリストラ役に振り向けられます。

たばこのポイ捨てを咎められて多額の罰金支払いの処罰を受けた人が恨む相手は、法律や自治体ではなく、その行為を咎め立てた人物その人です。

誰かの「恨みを買う」とは、まさしく言葉の通りに、相手の恨みの念を自分の行為への対価としてもらい受けて、それをいつも身にまとって持ち運ぶようになるということ。

人の恨みをたくさんもらい受けている人物には、恨みの念の赤味がかったどす黒いエネルギーがオーラやチャクラのいたるところにへばりついていたり、怨念の化身のような薄暗い怪しげな存在たちがオーラの外壁にうようよとまとわりついていることもあります。

恨みの念をたくさんもらい受けるほど、もらい受けた恨みの念が強くて大きいものであるほど、そうした誰かの重たい恨みの念、重たい恨みの思いが、それをもらい受けた当人を通して現実化することとなり、思いがけないトラブルや災難に巻き込まれたり、ひいては、命を削られたり断ち切られるといった出来事が当人の身に引き起こされることになるでしょう。

自分に絡みついている他者の恨みのエネルギーを処理せずにそのまま放っておくと、他者の恨みのエネルギーによって自分が支配されていき、運氣と生命力が低下していくほか、家族やパートナーなどの身近な存在に恨みのエネルギーが飛び火して、彼らの身にも自分と同じく不運や悲劇がもたらされるようになるでしょう。

 

先ほどのエピソードに話を戻しましょう。

不安と恐怖に打ちのめされた小学生の女の子は、その後、いったい、どうなっていったのでしょうか?

道場の稽古ばかりか学校さえも休みがちになっていたレイコさんは、ある日の夜、夢とも現実ともつかない不思議な明晰夢を体験します。

夢の中で、月明かりの下をてくてく歩いているレイコさん。

歩いているうちに背中がずしりと重たく感じられてきて、自分が誰かを背負っていることに氣がつきます。

自分の背中にぴたりと張り付いているその人物に、レイコさんがとっさに得意の背負い投げの技をかけると、投げた相手が空高く弧を描くようにして、思いのほか勢いよくビュンと遠くへ飛ばされていきます。

空高く飛んでいく黒い人体の恨めし氣な表情がちらりと見えて、自分が投げ飛ばした相手がワルオ君だと氣がついたところで、目を覚ましたレイコさん。

まるで呪縛が解けたかのように、その日の朝から不安も恐怖もレイコさんの中から消えてなくなり、その後、愛犬にも食欲が戻ってきて、家族に再び平和な日常が訪れます。

不思議な明晰夢の体験を境に、レイコさんの日常の中で起きた変化が、もうひとつ。

それは、ワルオ君が、突然、目の前から消えていなくなったということ。

後にレイコさんが母親から聞いた話によると、ワルオ君一家は何やらただならぬ事情が発生したらしく、夜逃げ同然に家を出ていったのだそうです。

 

人が誰かに恨みを向けているとき、人は自分のエネルギーを大蛇のように相手に絡みつかせていて相手にダメージを与えているのと同時に、そうした無意識レベルの行いによって自分自身に対してダメージを与えていて、自分のパワーを自ら弱めています。

そのように、恨んでいる相手のところへ自分のエネルギーが出向いているというのは、本来自分のために使われるはずの自分のところにあるべきエネルギーが自分から失われているという状態。

他者を恨み続けるほど、誰かに恨みのエネルギーを向けて無自覚に無意識レベルで相手にまとわり続けるほど、その分自分からエネルギーが失われていき、運氣も生命力も、ハートが求める現実を創り出していくための自分本来の力も損なわれていって、自分の現実が滞っていきます。

さらには、何らかの事由により自分が放った恨みのエネルギーが跳ね返されて自分のもとに戻ってくるとなると、場合によっては、自分が相手に向けていた以上に強く激しい大きなものへと増幅されたエネルギーが自分に跳ね返ってくることとなり、自分が相手に与えた以上の莫大な負の影響が自分自身や自分の周りに及ぶことにもなるでしょう。

 

 

恨みの念のはびこる重たい波動領域の底なし沼に自分の現実が引きずり込まれる事態を回避するコツは、他者に対する恨みのエネルギーを垂れ流しにしない・自分に対する他者の恨みのエネルギーを自分にまとわりつかせたままにはしないということ。

誰かに対する恨みの念や自分にまとわりついている誰かの恨みの念のほか、ありとあらゆる不浄なエネルギーを根こそぎ取り払いながら自分のエネルギー場を日々クリアにしていくほど、自他の重たい感情エネルギーに振り回されたり重たい波動領域に意識がとらわれることがなくなっていき、人生の舵取りがたやすくなります。
*自分のエネルギー場をクリアにする方法:
「ハイヤーセルフとつながる4つのステップ」
https://sunlight-inc.jp/sp/connect/

自分に執拗に絡みついていてなかなか取り払うことのできない他者のエネルギーがある場合には、クレアボヤント(透視をする者)としては、それを中立で純粋な本来のエネルギーに変換させてから当人のもとへ返すという作業を行って対処するとともに、そのような他者のエネルギーを引き入れる原因となった自分の中の「画像」を特定して、それに対しても併せて浄化のワークを行います。
*画像とは:「画像を解放する」
https://sunlight-inc.jp/sp/index06/

 

重たい波動領域ということに関して、最後にもうひとつ付け加えて言えば、恨み・怒り・憎しみ・嫌悪・妬み・不安・恐怖といった重たい恐れ(負)の感情エネルギーのひしめく重たい恐れの現実から抜け出すための一番の近道は、真面目さや深刻さを手放すことにあります。

重たい恐れの現実にはまり込んでいて真面目で深刻になっている自分を遠目で静かに眺めてみて、真面目で深刻になっている自分を【面白がる】ことによって、ハートの波動が一氣に跳ね上がり、重たい恐れの波動領域を脱して、愛のエネルギー(=ゆとり)に満ちた軽やかな領域の【ユーモア】の波動レベルへと意識が瞬時にシフトアップします。

愛のエネルギーに満ちた優雅で軽やかなユーモアの領域にひとたび自分の意識が据えられると、愛のエネルギーに満ちた優雅で軽やかな現実が外側に投影されていくようになります。

ユーモアの波動=光の結界。

愛のエネルギーに満ちた優雅で軽やかなユーモアの領域に自分の意識がしっかりと据えられると、オーラそれ自体が光の結界となって闇を寄せつけなくなり、誰かの恨みのエネルギーのほか自分に向かってやって来るどのような重たい恐れ(負)のエネルギーも、自分に何ら影響を及ぼすことなく自分を素通りして、それぞれの発信元へ引き返していくことになるのです。

 

次回9月号も、身近な日常の風景を題材に、霊的視界がグンと広がるような、ここだけの内緒話をシェアしていきますね。

最後までお読みいただき、ありがとうございました☆彡

 

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2025年後半を、ユーモアあふれる軽やかなハートで悠々と越えていきましょう☆.。.:*・
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【世界を新しい視点で見つめ直すための情報サイト】

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◎コロナワクチン接種者の目の違和感
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プロフィール

クリアサイト認定透視ヒーラー

荻野 智晴

上級透視リーダー、上級ヒーラー。 1997年、クリアサイトジャパン「クレアボヤンススクール」「エナジェティック・メディスンスクール」修了。

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